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スイセン(水仙)はチューリップ、ヒアシンス、クロッカスと並び春咲き球根植物を代表する花のひとつです。基本的には白と黄色の花ですが、花の形や色、開花時期は品種によって様々で、長い品種改良の努力と歴史を感じさせてくれます。
スイセンには多くのグループがあり、それぞれ性質に多少の違いがあります。しかし国内のあちこちに野生化したスイセンの群生地があるほどで、概ね日本の気候に適した植物です。植える場所として水はけがよく、夏に半日蔭となる広葉樹の近くが適していますが、北海道ではあまり場所を選ばず、数年間は植えっぱなしでもよく育ちます。ただしスイセンの花は日当たりのよい方へ横に向いて咲きますので、きれいな花を楽しむには花を見る角度と植える場所の関係に注意しましょう。
スイセンには八重咲の品種もあり、その花からはスイセンとは思えない印象を受けるかもしれません。また近年は「ミニスイセン」と呼ばれる可愛らしい小型の品種も流通しています。公園や庭先で咲く花は大輪のラッパスイセンが豪華で目立ちますが、「これがスイセン?」と目を疑うようなミニスイセンは場所を取らないので、狭い庭では重宝します。
また、香りのよい品種もありますので、近付いて香りを感じるのもスイセン栽培の楽しみの一つです。