

※植物は生き物です「返品・交換はできかねます」ご理解の上お求め頂けますようお願い申しげます。
【苗木売場】・【温室店舗】
11/30(日)をもちまして、今期の営業は終了いたしました。
本年中のご愛顧に感謝申し上げます。来年も変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
《Q&A》
1.芝生が最近ところどころ丸く枯れるようになった?
A.雨不足(水不足)と糸状菌が原因と考えられます。対策には水と殺菌剤の撒布は欠かせません。
2.雪印さん!他店と比較して値段が高価なのは何故?
A.例えば苗木には「台木」が存在します。それは北海道で耐えられる品種を厳選し販売しています。気付かないところへの投資です。
3.お店に在庫の無い商品はお取り寄せは可能ですか?
A.可能です。生産者・メーカー・問屋(其々敬称略)に在庫があることが前提です。季節商品は入荷まで半年~1年掛かることも!
4.定期的な教室・講習会など開かれていますか?
A.有料となりますが、季節により講習会を開催しております。店頭、当店ホームページやインスタグラムにてお知らせさせて頂きますので、お電話若しくはご来店の際にお申し込みください。
5.観葉植物に元気が無くなり植え替えをしていただけますか?
A.有料となりますが専門スタッフが植え替えをさせていただきます。
6.庭木の剪定時期はいつ?
A.品目によって多少異なりますが、11月~3月がおススメです。
7.剪定お願いできます?
A.雪が降ると慌ててお申し込みが殺到します。特殊剪定(ロープクライミングetc)でない限り冬季間でも剪定は行えます。
8.冬囲いお願いできますか?
A.時間に余裕をもってお申込みください!
9.業務用というか、農家さんが使用している農薬って手にはいらないかなぁ?
A.業務用なので使用方法は確り守っていただくことを前提にメーカーへ注文することは可能です。
10.これからの時期、剪定や冬囲いの方法って教えてもらえますか?
A.当店で資材を購入いただくことを前提にお教えいたします。
☆上記↑↑↑其々当店スタッフまでお申し付けください☆
私たちが日本で「紅葉・黄葉」と呼ぶ秋の景色は、温帯落葉樹が持つ特有の性質によって見ることができます。今年の北海道は冬の到来が急であったため美しい紅葉・黄葉にはなりませんでしたが、温暖な地域ではこれからきれいな季節となることでしょう。
温帯落葉樹の多くは、冬を迎える前に葉を落とします(落葉)。これは厳しい冬を迎える前に落葉することによって乾燥や雪の重さから身を守るためであると考えられます。落葉する時には単純に葉を落とすのではなく、葉に残った栄養を幹へ吸収し翌春の芽吹きや開花に備えます。
生育期にはたくさんの葉緑素を持っているため葉の多くは緑色に見えますが、葉には黄色の色素カロチノイドも含まれています。秋になって気温が下がり、あるいは日が短くなり、葉緑素が分解されるとカロチノイドの色が現れて黄色の葉になります。
この時、カエデ(モミジ)のように紅葉する植物では葉に赤色の色素アントシアニンが作られます。カロチノイドもアントシアニンも、落葉前の葉から幹へと栄養を送る短い間に、葉緑素のなくなった葉を光から守る効果があると考えられます。
イチョウやカラマツなどの黄葉は比較的安定していますが、紅葉がきれいな年とそうではない年の差は大きいです。これは、赤色の色素アントシアニンがきれいに発色するためには一定の気候条件が必要なためです。
落葉前のアントシアニンは昼20~25℃、夜5~10℃程度の気温の時によくできると言われます。またこの期間に陽射しがよく当たり、乾燥や風によって葉が傷まないことも重要です。
こう考えると、穏やかな好天の続いた秋にこそ紅葉が美しくなる理由が理解できますね。
(文:雪印種苗株式会社 研究開発本部 不破規智)
