
今は最も寒さの厳しい季節ですが、日が少しずつ長くなり、晴れた日の陽射しには徐々に力強さを感じられるようになってきました。
雪解け、そして花壇に花を植える季節まではもう3カ月ほど待たなければなりませんが、春を待つ間に花壇用の花の苗を窓辺で育ててみてはいかがでしょうか。
植物にはさまざまな色や形、大きさの種子があります。その種子が発芽し、葉を展開しながら日々育っていく様子を身近に見るのは、冬の室内では楽しいものです。また、自分の手で種子から育てた苗を春に植え、さらに生長して開花する様子を見ると一層の愛着を感じることでしょう。
寒冷地の室内は暖房がしっかりしていますから、種子の発芽に必要な温度を確保しやすく春咲きの花の種まきに適しています。一方、発芽した苗が育つには十分な日光が必要なので、明るい窓の近くに場所を確保する必要があります。南向きの窓近くのテーブルや出窓があれば好都合です。