2021年8月
食虫植物について
食虫植物とは
食虫植物とは、名前の通り「虫を食べる」植物です。食肉植物、肉食植物と呼ばれることもあります。虫を食べる植物ではありますが、虫だけを食べて自分のエネルギーにしているのではなく、光合成能力があり、自ら栄養分を合成して生育する能力があります。育て方、水やり、肥料などのやり方は各品種ごとで異なります。
雪印種苗園芸センター
モウセンゴケ
漢字で書くと「毛氈苔」となりますが、花が咲いて種子をつくるので苔の仲間ではありません。葉の表面に腺毛がたくさん生えていて、その先にきらきら光る粘液を分泌して虫を粘りつけ消化吸収する粘着捕虫植物の1種です。日本で一般的なモウセンゴケは直射日光を好みますが、暑さに弱い性質があります。常に水が必要なので受け皿に水をためておくのがよいでしょう。冬の地上部が枯れる休眠状態のときにも水はためておいてください。ハダニやカイガラムシがつくことがありますが、それほど多くはありません。早めに薬剤散布し対応してください。病気にはほとんどかかりません。
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ハエトリグサ
ハエトリグサは北米原産の多年草です。茎は短く、地を這うように、または少し立ち上がった状態で、放射状に葉を広げます。二枚貝のような形状の葉の縁に、牙のようなトゲが生えています。葉に虫が触れると、閉じて捕まえ消化液で溶かしてしまう面白い生態です。指で葉をつつくと閉じるので面白いのですが、やりすぎてしまうとストレスを与えてしまうので注意が必要です。初夏から夏に白い小さな花を咲かせます。日当たりよく風通しの良い場所で管理し、鉢に水苔を入れ湿った環境を維持しましょう。肥料や薬剤散布は必要ありません。
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他にも
他にもサラセニアやウツボカズラなど色々な食虫植物が存在します。虫を捕まえた姿が気持ち悪いと思われるかもしれませんが、その奇妙な生態を楽しんでいただけたらと思います。コバエが沸いているお花の周りに置いて、食虫植物に食べてもらうのも良いと思います。
<kuroko>
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月間アーカイブ
2023 12月(落葉樹)2023 11月(紅葉する樹木)
2023 10月(秋のお仕事(野菜畑・花畑))
2023 09月(ニンニクを育てる)
2023 08月(ホスタ(ギボウシ))
2023 07月(おすすめバラ ハークネス)
2023 06月(寄せ植えを作ってみよう(植え方))
2023 05月(ブルーベリー)
2023 04月(ビルベリー)
2023 03月(お部屋で楽しむ球根の水栽培(水耕栽培))
2023 02月(おしゃれで簡単 リプサリス)
2023 01月(庭園内のリンゴ)
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(運営会社:株式会社グリーンプランナー)
札幌市厚別区上野幌1条5丁目1番6号
温室店舗 (011)891-2803
苗木売場 (011)896-7852
営業期間
(温室店舗)2月15日~12月1日
(苗木売場)4月20日~10月27日
休業日
4月1日(月)
7月1日(月)
※7月~11月 毎週水曜定休日
営業時間
<2月~3月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
<4月~7月>9:30~17:00
<8月~10月>9:30~16:00
<11月~12月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
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休業日
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