2012年9月
秋明菊
~シュウメイギク(アネモネのなかま)~
9月になるとあちこちの庭でシュウメイギクの花を見かけるようになります。この植物は中国から持ち込まれたといわれ本州、四国、九州では野生化しているようです。北海道では種子ができる前に寒くなるので雑草化するほどではありませんが、一度植えると株がよく殖えるたいへん丈夫な植物です。「秋明菊」とも書かれますがキクではなくアネモネのなかまです。
雪印種苗園芸センター
<近年増えた園芸品種>
シュウメイギクの花色は白とピンクで、ピンクには濃い色と淡い色があります。花型も一重ですっきりしたものから半八重、八重咲きもあり近年は多くの品種の中から選ぶことができます。
高さもさまざまで、古い品種は背が高くコスモスほどの大きさになりますが、新しい品種ではひざ丈くらいのものもあります。
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<植える場所によって花の高さが変わる>
シュウメイギクは半日陰から日なたまで、特に場所を選ばす植えることができます。しかし同じ品種でも日なたでは株が大きくなる一方で背は低くなり、日陰では背が高くなりますので、まるで別の品種かと思うほどです。
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<丈夫な植物なので植える場所に注意する>
シュウメイギクは地中で横へ伸びた根の先に子株を作りますので、植えた場所から少し離れた場所に新しい株が育ちます。このように横方向へどんどん広がって行きますので、庭にある別の植物と競合することや隣家の敷地へ入ることがあるので注意が必要です。
株が殖えたからといって大事にしすぎず、不要な場所へ生えた際には思い切って取り除くくらいの管理をしなければ、庭を占領されてしまうかもしれません。
逆に、鉢植えにすると根詰りのため枯れてしまう場合があるので、適当に株分けしながら早めに植え替える必要があります。ポット入りの苗を入手した場合も、早く地植えする方がよいでしょう。
雪印種苗園芸センター(温室店舗) TEL: 011-891-2803
(文:雪印種苗株式会社 研究開発本部 不破規智)
株が殖えたからといって大事にしすぎず、不要な場所へ生えた際には思い切って取り除くくらいの管理をしなければ、庭を占領されてしまうかもしれません。
逆に、鉢植えにすると根詰りのため枯れてしまう場合があるので、適当に株分けしながら早めに植え替える必要があります。ポット入りの苗を入手した場合も、早く地植えする方がよいでしょう。
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雪印種苗園芸センター
(運営会社:株式会社グリーンプランナー)
札幌市厚別区上野幌1条5丁目1番6号
温室店舗 (011)891-2803
苗木売場 (011)896-7852
営業期間
(温室店舗)2月15日~12月1日
(苗木売場)4月20日~10月27日
休業日
4月1日(月)
7月1日(月)
※7月~11月 毎週水曜定休日
営業時間
<2月~3月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
<4月~7月>9:30~17:00
<8月~10月>9:30~16:00
<11月~12月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
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