
今回は、ボロニアとハゴロモジャスミンを紹介したいと思います。特徴や育て方など簡単ではありますが、育てたいなど興味を持っていただけたら幸いです。
ボロニアは、かわいらしい丸い蕾と、ベル形や星形の花が細い枝いっぱいにつきます。枝葉は柑橘系の香りがし、花にもかすかな香りがある品種が多く、人気があります。
雨や霜に弱いので、庭植えよりも鉢植えに向きます。過湿にすると根腐れを起こし、一度水切れを起こすと葉がぱらぱらと落ちて復活しないなど、水やりの加減が難しい植物です。
入手したら根鉢をくずさずに一回り大きな鉢に植え替えると良いです。
ハゴロモジャスミンは、4月から5月ごろに開花します。花芽は5~15℃の気温に4~6週間当たると形成されます。日本の気候下では秋に花芽が形成、春に開花します。冬は0℃以下にならない場所で5℃以上を保つようにします。株は0℃以下で障害を受け、同時に蕾も枯死するため春に花が咲かない原因にもなります。
水やりは、庭植えでは特に必要なく、夏の高温期の朝か夕方にしましょう。
鉢植えでは、春と秋は表土が乾いたら、夏は水切れに注意。冬は乾かし気味に水やりをします。特に蕾が色づく頃には水切れに注意しましょう。