
普通に鉢物として流通しているシクラメンは非耐寒性の球根植物で、氷点下の気温に長期間遭遇すると凍害により枯れてしまいます。これに対してシクラメン ヘデリフォリウム(夏~秋咲き)とシクラメン コウム(冬~春咲き)は耐寒性があり、札幌近郊では地植えで越冬する強さがあります。
シクラメン コウムは、日本での流通量は少ないですがヨーロッパでは人気のある植物です。5枚の花弁が丸く小さめの花は純白からピンク、濃い紫までバリエーションがあり、花弁同様に丸っこい葉も濃緑から白(銀葉)、模様のあるものまでさまざま。うまく育てることができれば、いろいろ集めたくなるような多様性があります。
シクラメン コウムはヘデリフォリウムと同じで寒さに強く、暑さに弱い植物です。シクラメンの多くが夏に休眠する性質を持っており、コウムも同じでこの期間は直射日光と多湿を避けるなど管理と場所は選んだ方がよさそうです。春を待って開花する性質があるので、庭植えの場合は早春の雪解けと同時に花を見られる楽しみがあります。