
シャコバサボテンはクリスマスカクタス・デンマークカクタスとも呼ばれ、晩秋~冬に咲く鉢花です。カニバサボテンも同じ性質ですが、一般的にシャコバサボテンより少し遅い冬~春の開花になります。
<先祖はブラジル高地の着生植物>
シャコバサボテンは着生植物で、もともと野生では涼しい高地の樹上や岩上に生息していたものです。地面に育つ植物とはちがいますので、上手に育てるには水や肥料を控えめにするのがコツです。また、「生育→花芽分化→開花→休眠→生育」のパターンが季節ではっきりしていますから、これに合わせた管理をすることで毎年咲かせることができます。
花が咲いている間は15~20℃くらいの明るい室内で楽しみます。小さな蕾がデリケートなため、場所が変わると落ちてしまうことがよくありますが環境に慣れれば落ち着きます。
開花中は鉢土が乾いてから十分に水を与えます(鉢皿に水を溜めてはいけません)。花が終わると休眠期に入りますので、4月頃までは水を控えて乾かし気味の管理にします。
4月以降は生育期になるので、株型を整え生育を促すために茎節(くびれてつながった葉)を先から2~3枚、摘み取ります。水やりを再開し、緩効性肥料または液肥を少なめに与えます。置き場所は屋外の半日蔭か、室内ではレースのカーテン越しがよいでしょう。
8月からは肥料を与えず、9月になったら水やりを控えて乾かし気味にします。この後は秋の短日に反応して花芽を作りますので、蕾が見えるまでは照明など人工光の当たらない場所で管理します。蕾が見えたら水やりを再開し、室内に置いて開花を待ちます。