
ガーデニングに使われる植物の中には葉に模様のある品種があり、その多くは「斑入り」と呼ばれます。このような植物は花を咲かせなくても葉の美しさで楽しむことができます。
店頭で気を付けて見ると、斑入り葉の園芸植物は意外に多いと気付きます。斑入りにはさまざまなパターンがあり、その原因は完全には解明されていません。
最も身近な斑入り葉のパターンは通常の緑色に黄白色の模様があるもので、縞模様や水玉模様に見える品種が多いです。この場合黄白色の部分には葉緑素がないか、ごく少ない状態です。
葉緑素には紫外線から葉の組織を守る効果があります。このため葉緑素を欠いて黄白色となった斑入りの部分は、強い日光が当たると焼けたように枯れてしまう場合があります。特に、北海道でも日なたに植えられた斑入りのホスタ(ギボウシ)では葉の白い部分が焼けているのをよく見掛けますので、このような品種は注意して半日蔭に植えるのがよさそうです。
(文:雪印種苗株式会社 研究開発本部 不破規智)