
近年、店頭にカラーリーフプランツとして多彩なベルベリス ツンベルギィの苗が並ぶようになりました。品種によって葉の色や草丈が様々なので選ぶ楽しさもあります。花は目立ちませんが、芽吹きから始まって展開した葉だけでなく紅葉も美しい、耐寒性も耐暑性もある植物です。
実はこの植物は日本にも自生がある落葉低木のメギ( Berberis thunbergii )と同種で、国内だけでなく東アジアを中心とした温帯地域にて古くから生垣などで利用されています。
ベルベリス ツンベルギィのカラーリーフ品種には黄、赤、紫、斑入りなどがあり、若葉の頃から葉が展開し紅葉するまで、葉色の変化を楽しめます。また、品種によっては寒冷地の落葉樹よりも遅くまで落葉せず紅葉した葉を残しますので、長く楽しむことができます。
この植物の特徴として細く鋭いトゲがあり、それ故に生垣として利用されてきた面があると思われます。若い苗のうちは目立たないのでポット苗を購入する際には気付きませんが、成長するとトゲがたくさん生えますので植える場所、また整枝や刈込みの作業をする際には気をつけなければなりません。
(文:雪印種苗株式会社 研究開発本部 不破規智)