
シクラメン コウム(Cyclamen coum )は寒さに強い早春咲きのシクラメンです。冷涼地では庭植えに適しており、クロッカスと同じ頃、雪解けを待っていたかのように咲き始めます。
雪が融けて顔を出した直後のシクラメン コウムを観察すると、多くの株では既に大きく膨らんだ蕾を持っているのが分ります。つまり、雪の下でまさに「雪解けを待っていた」状態にあるのです。一方、積雪のない温暖地では12~3月に咲くのが普通です。
シクラメン コウムは越冬中も展開した葉を持ちますが、夏になると徐々に葉を落として地上には何もない状態になります。土中の球根(塊茎)の状態で夏越しするため、この期間は特に過湿に弱いので、水はけのよい場所でなければ球根が腐敗してしまう恐れがあります。夏越しした球根は秋になると再び葉を展開し始め、花芽を作り、冬を迎えます。