2019年10月
タカノハススキ
~ タカノハススキ ~
ススキは日本全国の山野に自生する野生植物ですが、観賞用に栽培される園芸品種もあり、北海道の公園や庭先ではタカノハ(鷹の羽)ススキをよく見かけます。このような園芸品種も野生のものと同様に強健で土質を選ばず、病害虫もほとんど発生しないので庭植えに適しますが、年を経ると大きくなるので植える場所には注意しましょう。
雪印種苗園芸センター
<葉の模様を楽しむカラーリーフプランツ>
ススキにはいくつかの園芸品種があり、かつては山野草的な扱いでしたが現在ではカラーリーフプランツとして販売される場面が多いようです。ススキの園芸種のうち北海道で見かけるのはほとんどがタカノハススキで、この品種の特徴として細長い葉を横断するように現れるV字型の白い斑が美しいため、かつて矢に使われた鷹の羽の模様から連想して名付けられたようです。
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<穂を出す時期は、北海道の野生のススキより1カ月ほど遅く大型になる>
野生のススキには地域性があり、それぞれの自生地で子孫を残すのに適した時期に穂を出して開花し、種子を実らせます。北海道では8月末頃に穂が出て開花、種子をつけて9月中に白い「ススキの穂」となります。一方、このタカノハススキは大型で北海道産に比べ1カ月ほど遅れて穂が出るため、これがススキだと気付かない人は多いようです。
この植物で注意したいのは、背が高く年を経るごとに株がどんどん大きくなることです。大きくなってしまうと掘り上げるのにも苦労しますので、庭植えでは肥料を与え過ぎず定期的に株分けするなど、適度な大きさを保つよう管理することが長く付き合うコツといえます。
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月間アーカイブ
2019 12月(腐葉土を手軽に使う)2019 11月(家庭園芸と土壌酸度(pH))
2019 10月(タカノハススキ)
2019 09月(コスモス)
2019 08月(ヤマユリ)
2019 07月(イトバハルシャギク)
2019 06月(セラスチウム(ナツユキソウ))
2019 05月(スイセンの楽しみ)
2019 04月(ふきのとうの役目)
2019 03月(野菜の花)
2019 02月(コンシンネ)
2019 01月(花壇用の花の室内種まき育苗)
雪印種苗園芸センター
(運営会社:株式会社グリーンプランナー)
札幌市厚別区上野幌1条5丁目1番6号
温室店舗 (011)891-2803
苗木売場 (011)896-7852
営業期間
(温室店舗)2月15日~12月1日
(苗木売場)4月20日~10月27日
休業日
4月1日(月)
7月1日(月)
※7月~11月 毎週水曜定休日
営業時間
<2月~3月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
<4月~7月>9:30~17:00
<8月~10月>9:30~16:00
<11月~12月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
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