2020年1月
シンビジウム
~ シンビジウム ~
冬の鉢花として、かつては高価で「高嶺の花」だった洋ランのシンビジウムも、近年では求めやすい価格で流通するようになりました。
雪印種苗園芸センター
<シンビジウムのルーツはアジア>
シンビジウムは主に東南アジアに自生するラン科のCymbidium属(シュンラン属)の野生種を遺伝資源として改良された洋ランのグループです。一方、日本にはシュンラン(春蘭)とカンラン(寒蘭)の自生があり、これらもシンビジウムの仲間です。日本では古くから春蘭や寒蘭を収集し鑑賞する文化があることから、シンビジウムの花や香り、草姿は日本人の感性に馴染みやすいのかもしれません。シンビジウムの現在の流通品種の多くは日本で育成されたもので、育種技術も生産技術も、今では日本が世界最高と言えそうです。
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<花を長持ちさせるには、室内は暑すぎない方がよい>
シンビジウムの鉢花は冬から早春にかけて流通し、1輪の花は1カ月以上咲き続ける力を持っていますが、高温と乾燥で花の寿命は短くなりやすいです。このため、長く咲かせるための置き場所は15℃前後で暖房の風が当たらない所が理想的ですが、北海道の暖かなリビングでも鉢物として1カ月は楽しめるでしょう。
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<シンビジウムは丈夫な植物で簡単には枯れない>
洋ランの中でシンビジウムは寒さに強く丈夫なので、日本のアマチュアには最も育てやすいと言えます。花も株も5℃程度の寒さで傷むことはありませんし、夏は屋外でも育てられます。この植物はバルブという、栄養分と水分を貯蔵する器官を持っているので、開花中は肥料を与える必要がありませんし水も2~3日に1回で十分です。
シンビジウムは簡単には枯れませんが、次の花を咲かせるのは難しいと言われます。これにはコツがあるので、別の機会に紹介したいと思います。
以上
シンビジウムは簡単には枯れませんが、次の花を咲かせるのは難しいと言われます。これにはコツがあるので、別の機会に紹介したいと思います。
以上
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月間アーカイブ
2019 12月(腐葉土を手軽に使う)2019 11月(家庭園芸と土壌酸度(pH))
2019 10月(タカノハススキ)
2019 09月(コスモス)
2019 08月(ヤマユリ)
2019 07月(イトバハルシャギク)
2019 06月(セラスチウム(ナツユキソウ))
2019 05月(スイセンの楽しみ)
2019 04月(ふきのとうの役目)
2019 03月(野菜の花)
2019 02月(コンシンネ)
2019 01月(花壇用の花の室内種まき育苗)
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(運営会社:株式会社グリーンプランナー)
札幌市厚別区上野幌1条5丁目1番6号
温室店舗 (011)891-2803
苗木売場 (011)896-7852
営業期間
(温室店舗)2月15日~12月1日
(苗木売場)4月20日~10月27日
休業日
4月1日(月)
7月1日(月)
※7月~11月 毎週水曜定休日
営業時間
<2月~3月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
<4月~7月>9:30~17:00
<8月~10月>9:30~16:00
<11月~12月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
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