
クレマチスには、「新枝咲き」「旧枝咲き」「新旧両枝咲き」の3つの花の咲き方があります。
【新枝咲き】新しく伸びた枝(新枝)に花芽がつきます。秋の終わりに枯れた部分をカットして春、株元から出てくる新芽を育てます。
【旧枝咲き】前年に伸びた枝が休眠した後、枯れたように見えていた枝から新芽が出てきます。剪定しすぎないように注意しましょう。
【新旧両枝咲き】前年に枯れたように見える枝から春、新芽が出てくるだけではなく、株元からも新芽が出てきて花を咲かせます。
ベランダで6年前に買ったクレマチスを育てています。
東向きのマンションのベランダで、日照にも限りがあり、雨や雪がほとんど入らないので、雨雪しのげる一方で、恩恵も受けにくいというリスクもあります。 雨の日が続いても自然かん水を期待できません。また保温・保湿効果の雪も被らず冬はただただ北海道の寒風にさらされます。手間暇かけない放任鉢主は鉢のままベランダに放置。
そんな厳しい条件の中、冬を超えて今年もいつの間にか新芽を伸ばしスクスク育ってくれています。何とも愛おしい存在です。
鉢で育てる場合、水の管理が大切になります。水持ちを考え我が家では10号のバラ用の鉢で育てています。水をあげる際は鉢底から水が流れるくらいたっぷりあげます。環境や時期によって乾きが違いますが、表土が乾いたり、葉がクタッっとしたら、またたっぷりあげましょう。
放任鉢主ですが、せめても・・・という思いからか肥料だけは「クレマチスの肥料」というものを施しています。 肥料によっては効き方の違いがあるので袋の裏面を参考に与えると良いでしょう。