2012年8月
オリエンタル系のユリ
オリエンタル系のユリ
秋植え球根であるユリの中で、ひときわ大きく豪華な花を咲かすのがオリエンタル系のユリ(以下、オリエンタルユリ)です。地植えすると5年程度は植えっぱなしでよく、北海道では品種により7月下旬~8月が開花期となります。
雪印種苗園芸センター
<球根は深めに植えつける>
鉢植えでも地植えでも、球根は深めに植えつけます。これは、ユリでは球根から伸びた茎の地中部分に根が生えて(上根と呼ばれます)肥料や水を吸収するからです。球根の下にある根は下根と呼ばれ、肥料吸収の機能はないと言われています。
植える場所は、地面の温度が上がらず乾燥しにくい半日陰がよく、球根の上部の土に緩効性肥料を混ぜておきます。
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<オリエンタルユリには丈夫な品種が多い>
オリエンタルユリで最も有名な品種は純白のカサブランカで、丈夫な品種です。また、近年あちこちの庭先で見かける黄色の大輪品種にコンカドールがあり、こちらもよく育っていることからとても丈夫な品種と思われます。ピンクではマルコポーロやル・レーブが育てやすいでしょう。
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<肥料を与えるタイミング>
球根性の植物ですから、ユリが肥料を吸収するタイミングが2回あります。
ひとつめは球根から芽を出して(萌芽)生長するとき、ふたつめは開花後新しい球根を太らせるとき(お礼肥)です。
8月はお礼肥の時期。普通の化成肥料でよいですから、株元に撒き表面の土と軽く混ぜて馴染ませます。これをすることで来年の花数が増し、うまく行くと球根が少しずつ増えることがあります。咲き終わって茎が黄色くなったら、地際から切ってしまいましょう。
萌芽後の肥料は緩効性肥料を定期的に与えて開花まで大きく育てます。
雪印種苗園芸センター(温室店舗) TEL: 011-891-2803
(文:雪印種苗株式会社 研究開発本部 不破規智
ひとつめは球根から芽を出して(萌芽)生長するとき、ふたつめは開花後新しい球根を太らせるとき(お礼肥)です。
8月はお礼肥の時期。普通の化成肥料でよいですから、株元に撒き表面の土と軽く混ぜて馴染ませます。これをすることで来年の花数が増し、うまく行くと球根が少しずつ増えることがあります。咲き終わって茎が黄色くなったら、地際から切ってしまいましょう。
萌芽後の肥料は緩効性肥料を定期的に与えて開花まで大きく育てます。
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(文:雪印種苗株式会社 研究開発本部 不破規智
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2019 06月(セラスチウム(ナツユキソウ))
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2019 04月(ふきのとうの役目)
2019 03月(野菜の花)
2019 02月(コンシンネ)
2019 01月(花壇用の花の室内種まき育苗)
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(運営会社:株式会社グリーンプランナー)
札幌市厚別区上野幌1条5丁目1番6号
温室店舗 (011)891-2803
苗木売場 (011)896-7852
営業期間
(温室店舗)2月15日~12月1日
(苗木売場)4月20日~10月27日
休業日
4月1日(月)
7月1日(月)
※7月~11月 毎週水曜定休日
営業時間
<2月~3月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
<4月~7月>9:30~17:00
<8月~10月>9:30~16:00
<11月~12月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
(運営会社:株式会社グリーンプランナー)
札幌市厚別区上野幌1条5丁目1番6号
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<8月~10月>9:30~16:00
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