2016年2月
種まきで注意すること
~ 種まきで注意すること ~
雪解けが近くなると、店頭には草花や野菜の種子が賑やかに並びます。「種子から育てるのは苦手」という方がいらっしゃるかもしれませんが、これらの種子は一定の決まりを守れば発芽し、案外簡単に育てることができます。今回はその際に注意するべきポイントを紹介します。
雪印種苗園芸センター
<いちばん大切なのは、袋に書かれた説明を守ること>
種子をうまく発芽させるには、その植物に適した温度があります。一般的にはその植物の生育温度プラス3~5℃くらいで、例えばパンジー・ビオラであれば生育適温が15~20℃、発芽適温は20℃前後となります。
また、発芽に光が必要な植物と、逆に光が当たると発芽できない植物、どちらでもよい植物があります。光が必要な植物にはベゴニア、プリムラ、シソ、レタスなど案外多くあり、これらの種子に深く土をかぶせてしまうとうまく発芽しませんので注意が必要です。
このような注意点は種子の入っている袋に書かれていますから、きちんと読んで守るようにしましょう。
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<種子の保管場所に注意する>
多くの種子は適した環境で保管すれば10年後でも発芽する力を持っています。逆に良くない環境では、ほんの数日で発芽しなくなります。一般には乾燥した冷暗所が保管に適していて、逆に高温と多湿が適さない環境です。購入したばかりの種子でも、車の中に放置すると数日で発芽する力を失う場合がありますから注意しましょう。
(文:雪印種苗株式会社 研究開発本部 不破規智)
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月間アーカイブ
2019 12月(腐葉土を手軽に使う)2019 11月(家庭園芸と土壌酸度(pH))
2019 10月(タカノハススキ)
2019 09月(コスモス)
2019 08月(ヤマユリ)
2019 07月(イトバハルシャギク)
2019 06月(セラスチウム(ナツユキソウ))
2019 05月(スイセンの楽しみ)
2019 04月(ふきのとうの役目)
2019 03月(野菜の花)
2019 02月(コンシンネ)
2019 01月(花壇用の花の室内種まき育苗)
雪印種苗園芸センター
(運営会社:株式会社グリーンプランナー)
札幌市厚別区上野幌1条5丁目1番6号
温室店舗 (011)891-2803
苗木売場 (011)896-7852
営業期間
(温室店舗)2月15日~12月1日
(苗木売場)4月20日~10月27日
休業日
4月1日(月)
7月1日(月)
※7月~11月 毎週水曜定休日
営業時間
<2月~3月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
<4月~7月>9:30~17:00
<8月~10月>9:30~16:00
<11月~12月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
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