
秋植え球根であるユリの中で、ひときわ大きく豪華な花を咲かすのがオリエンタル系のユリ(以下、オリエンタルユリ)です。地植えすると5年程度は植えっぱなしでよく、北海道では品種により7月下旬~8月が開花期となります。
鉢植えでも地植えでも、球根は深めに植えつけます。これは、ユリでは球根から伸びた茎の地中部分に根が生えて(上根と呼ばれます)肥料や水を吸収するからです。球根の下にある根は下根と呼ばれ、肥料吸収の機能はないと言われています。
植える場所は、地面の温度が上がらず乾燥しにくい半日陰がよく、球根の上部の土に緩効性肥料を混ぜておきます。
オリエンタルユリで最も有名な品種は純白のカサブランカで、丈夫な品種です。また、近年あちこちの庭先で見かける黄色の大輪品種にコンカドールがあり、こちらもよく育っていることからとても丈夫な品種と思われます。ピンクではマルコポーロやル・レーブが育てやすいでしょう。