
ガウラは宿根草でありながら開花期が長く、初夏から秋まで咲き続ける便利な植物です。花色は淡いピンクを帯びた白から淡ピンク、濃いピンクまであり草丈もさまざま。近年は品種が増え、ラベル付きの苗で店頭に並ぶことが多くなりました。
ガウラは暑さにも強い耐寒性の宿根草です。ただし少し寒さに弱いところがあるのか、北海道では地植えで越冬しますがプランターや鉢植えでは越冬できない場合が多いようです(札幌近郊)。
一方、苗を植えてから2~3年経つと株が大きくなり夏に蒸れるようで、そのままにすると枯れることがあります。3年に1度くらいは株分けを兼ねた植替えをするとよいようです。
株分けや挿し木でも殖やすことができますが、面白いのは種子で殖えるところ。自然にこぼれた種子から芽を出すことが多いので、葉の形をよく覚えておいて残しておくと、その1年後には花が咲きます。元の品種に似た花が咲くのは当然ですが少し違っており、「自分だけの花」として咲かせてみるのは楽しいものです。
(文:雪印種苗株式会社 研究開発本部 不破規智)