
夏に爽やかな彩りのロベリア。古くから一年草として流通していましたが暑さに弱い性質から、あまり人気はなかったようです。しかし近年、店頭に並ぶのは暑さに強く改良された性能のよい品種が大部分です。
一般にロベリアとして流通している品種は一年生で、苗の頃から小さな花をたくさん咲かせながら生長します。花色は濃いブルーが代表的で、そのほかに明るいブルーやピンク、ホワイトにも人気があります。株型にもバリエーションがあり、コンパクトにぎっしりと咲くタイプと、茎が伸びてふんわり咲くタイプを選ぶことができます。花壇に植えるよりは、コンテナでの寄せ植えやハンギングに適していると言えそうです。
現在ラベル付きの苗で流通しているのは、以前とは比べられないくらい暑さに強く改良された品種が大部分です。しかし元々が高温高湿の苦手な植物ですから、あまり茂りすぎると暑さと湿気で枯れてしまうことがあります。種子も付きやすく株が弱る原因となりますので、株元が混んできたら枝数を減らして風通しよくなるように整理するか、思い切って半分くらいに切り戻すと秋まで長く楽しむことができます。
(文:雪印種苗株式会社 研究開発本部 不破規智)