
札幌近郊では6月になると、歩道脇や庭先で色とりどりのジャーマンアイリスが咲き誇ります。「レインボーフラワー」とも呼ばれるこの植物は大輪で多彩な花色を持ち、寒さと乾燥に強い性質があります。
ジャーマンアイリスは多湿に弱く乾燥を好む植物です。この点では、生育期と開花期に水を好むハナショウブとは性質が大きく異なります。地植えでは水を与える必要がほとんどなく、逆に過湿を嫌いますから鉢植えは雨の当たらない場所に置くとよく育ちます。
秋植え球根として、株分けされ葉を切断した「根茎」が店頭に並びます。植え付けは日当たりと水はけのよい場所へ、根茎が土で軽く隠れる程度の「ごく浅め」で寝かせるように植えるのがコツです。寒さに強いため鉢植えでも越冬させられます。
また、生育旺盛でよく殖える植物ですので、混み過ぎてきたら秋の初めくらいまでに株分けし、葉を半分に切って植え付けます。