
植物の種子には、さまざまな大きさや色、形のものがあります。草花を庭で栽培すると、特に一年草では自然に種ができるものですが、種子の形をよく見るとその植物が野生の頃にどのような暮らしをしていたのかを想像することができます。
園芸店などで絵袋に入って販売されている草花の種子は、余計なものを取り除き掃除されたものです。ですからもともと種子に付いていた毛状の(タンポポの綿毛のような)ものや突起物などを見ることはできません。
一年草のキバナコスモスには、自然にたくさんの種が付きます。実はこの種子には先端に2本の細いとげがあるのですが、気付いていない人が多いことでしょう。
このとげを見るとキバナコスモスは野生の頃、動物などに種子を付着させて移動しようとしていたことが想像できます。