
冬の室内で鉢花や観葉植物を栽培するポイントのひとつとして、肥料の選び方・使い方があります。冬の室内、特に北国では夏に比べて日射量が少なく、夜の温度が低いため植物は徒長気味となる傾向があります。また暖房によって空気が乾燥するので水やりの回数が増え、肥料不足になりがちです。
園芸用肥料には多くの種類がありますが、室内の鉢物で使いやすいのは液肥と緩効性(かんこうせい)肥料です。液肥の利点は「即効性」ですが冬の室内では速く効きすぎると軟弱に育ってしまう難しい面もあるので、植物の様子を見ながら調整できる上級者向きと言えるかもしれません。
一方、固形の緩効性肥料は鉢土の表面に置けば1~2カ月間ゆっくりと効くので使いやすいです。これには大きく分けて錠剤状のものと粒状のものがあり、パッケージに効く期間が示されているので1か月以上のものを選びます。初めは少なめに置き、足りなければ足すという使い方が安全です。
黄色や緑色でアンプル状の、活力剤・栄養剤と呼ばれる資材もあります。一見して肥料のように見えますがこれだけでは肥料不足になりがちです。まず適度に肥料を与えるのが大切で、それでも葉の色がよくない、萎れ気味など調子のよくない時に活力剤・栄養剤を使うのがよいでしょう。