2014年11月
室内で楽しむシャコバサボテン(クリスマスカクタス・デンマークカクタス)
~ 室内で楽しむシャコバサボテン(クリスマスカクタス・デンマークカクタス) ~
シャコバサボテンはクリスマスカクタス・デンマークカクタスとも呼ばれ、晩秋~冬に咲く鉢花です。カニバサボテンも同じ性質ですが、一般的にシャコバサボテンより少し遅い冬~春の開花になります。
<先祖はブラジル高地の着生植物>
シャコバサボテンは着生植物で、もともと野生では涼しい高地の樹上や岩上に生息していたものです。地面に育つ植物とはちがいますので、上手に育てるには水や肥料を控えめにするのがコツです。また、「生育→花芽分化→開花→休眠→生育」のパターンが季節ではっきりしていますから、これに合わせた管理をすることで毎年咲かせることができます。
雪印種苗園芸センター
<開花鉢を入手したら>
花が咲いている間は15~20℃くらいの明るい室内で楽しみます。小さな蕾がデリケートなため、場所が変わると落ちてしまうことがよくありますが環境に慣れれば落ち着きます。
開花中は鉢土が乾いてから十分に水を与えます(鉢皿に水を溜めてはいけません)。花が終わると休眠期に入りますので、4月頃までは水を控えて乾かし気味の管理にします。
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<次の花を咲かせるために>
4月以降は生育期になるので、株型を整え生育を促すために茎節(くびれてつながった葉)を先から2~3枚、摘み取ります。水やりを再開し、緩効性肥料または液肥を少なめに与えます。置き場所は屋外の半日蔭か、室内ではレースのカーテン越しがよいでしょう。
8月からは肥料を与えず、9月になったら水やりを控えて乾かし気味にします。この後は秋の短日に反応して花芽を作りますので、蕾が見えるまでは照明など人工光の当たらない場所で管理します。蕾が見えたら水やりを再開し、室内に置いて開花を待ちます。
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<植替えは1~2年に1回>
植替えをする場合は4月中~下旬頃、根鉢を崩さぬように元の鉢を外してひと回り大きな鉢へ植えこみます。この時、根鉢の下半分~三分の一をほぐして枯れた根や腐った根があれば切り取ります。
培養土は専用のものが市販されていますので、それを使うとよいでしょう。
植替え後は1月ほど、根を回復させるために肥料を与えず水も控えめにします。
(文:雪印種苗株式会社 研究開発本部 不破規智)
培養土は専用のものが市販されていますので、それを使うとよいでしょう。
植替え後は1月ほど、根を回復させるために肥料を与えず水も控えめにします。
(文:雪印種苗株式会社 研究開発本部 不破規智)
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月間アーカイブ
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2016 10月(秋のアジサイ)
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2016 08月(ブッドレア)
2016 07月(ロベリア)
2016 06月(ジャーマンアイリス)
2016 05月(デイジー(ヒナギク))
2016 04月(北国のチューリップ)
2016 03月(フクジュソウ)
2016 02月(種まきで注意すること)
2016 01月(春を待つサクラの芽)
雪印種苗園芸センター
(運営会社:株式会社グリーンプランナー)
札幌市厚別区上野幌1条5丁目1番6号
温室店舗 (011)891-2803
苗木売場 (011)896-7852
営業期間
(温室店舗)2月15日~12月1日
(苗木売場)4月20日~10月27日
休業日
4月1日(月)
7月1日(月)
※7月~11月 毎週水曜定休日
営業時間
<2月~3月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
<4月~7月>9:30~17:00
<8月~10月>9:30~16:00
<11月~12月>9:30~15:00(温室店舗のみ)
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